転職した話。
1月末、背中を押したのは些細なことだったが、今まで付いては消していた転職へもやもやに覚悟が決まった。
そこからゆるくだけど、それなりに準備をし条件が合いそうなところの応募ボタンを片っ端から押した。
一般的な転職サイト、エージェントなどに登録。ハローワークだけは使わなかった。理由は通う時間が捻出できなかったから。
条件としては、
年収300万円以上を目指せる
通勤は近い方がいいが1時間以内
勤務時間のコアタイムは9〜17時くらい
(通勤時間により変動可)
土日祝休み(給与により土曜出勤も可)
子どもが小さいことを考えると、どうしても勤務時間と休日条件は譲れなかった。
たいした資格もないので、未経験可のもの。
かと言って、《ママでも働きやすい》みたいなのには応募したくなかった。
働きやすさは重要だが、仕事を通じて成長したいし成果もそれなりに狙っていきたい。ざっくばらんに言うと稼ぎたかった。
子どもがいながら(残業や休日出勤に制限があると言う意味)未経験で300万円以上目指せる仕事は田舎には正直ほとんどない。
コロナの勢いがだんだん強くなってきた3月下旬に1社採用をいただいた。面接官である社長や役員の雰囲気はよく、給与面も一応クリア。家からは15分なので、1時間くらい残業しても保育所のお迎えには間に合うし、毎日定時上がりじゃないと!と言うプレッシャーからも解放される好条件案件だった。
めぼしい求人も少なくなってきたし、コロナの影響で転職が上手くいくか不安もあったので、決めてしまおうかとも思った。
でも結果的に見送った。
なぜかと言うと、土曜出勤が多い割に給与が少ないと感じたこと、部署内の雰囲気も面倒くさそうだったこと。その点は面接でも聞かれるほどのことだったので、上層部も手を焼いていることが想像できた。あとは最終的に上記2点をカバーできるほどの魅力を感じきれなかったことが大きな理由。
さて、振り出しに戻った転職活動。本当に業種、職種問わず色々応募した。自分には向いてないであろう営業職にも手を出した。
稼ぎたい身にとって営業職は魅力的だったが、トーク力不足と給与の不安定さから気乗りはしなかった。
しかしながら最終的には、固定給が希望給与に届き、研修やバックアップ制度が整っている、福利厚生バッチリと謳う某企業に転職を決めた。
これが正解だったかどうかはまだまだ分からない。今は研修中なので、周りも優しい。
ノルマはないが目標はある。どの程度、自分にできるかは未知数だが、成果を上げれば当然給与に反映されるのでやる気は出る。
幸い職場の雰囲気はいいので、あとは仕事内容だけ。来月が終わる頃には本格的に営業活動が始まるのを密かに楽しみにしている。